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ターンマーク

ターンマーク|レース

ターンマークとは、レース水面に設置された旋回目標のブイ(浮標)である。スタンド前のホームストレッチ側に「1マーク」、対岸のバックストレッチ側に「2マーク」の2つが300m間隔で置かれ、6艇はこの2つを左回り(反時計回り)に旋回しながら1周600mのコースを3周(1,800m)する。合計6回のターンのうち、勝敗を最も左右するのが最初の「1周1マーク」である。

ターンマークの旋回では、内側の艇ほど短い距離で回れるため有利になる。6艇は横一線でスタートするが、内側の1コースは最短距離で1マークに到達できるのに対し、外側の艇は距離的に不利で、その差を埋めるためにスピード(まくり)や旋回技術(差し)で勝負することになる。ターンマークに艇が接触すること自体は珍しくなく、それだけで失格にはならないが、接触でバランスを崩したり減速したりすれば大きな不利になる。

予想への活かし方

ターンマークの位置関係は場ごとに異なり、これが場の「クセ」を生む。1マークがスタンド側に寄っていて旋回スペースが窮屈な場では1コースが全速ターンしにくく、差しやまくりが決まりやすい。艇ナビの場詳細ページでは、各場のコース別1着率と決まり手の分布を実データで確認でき、場別攻略ガイドでは1マークの特徴や水面の傾向を解説している。艇ナビ集計(直近12か月)では、1コース1着率が最も高いのは下関の62.0%、最も低いのは戸田の41.1%で、同じ「1コース」でも場によって20ポイント以上の差がある。

注意点・よくある誤解

1マークだけでなく2マークも重要である。1周1マークで並んだ状態になった場合は、バックストレッチの伸びと2マークの旋回で順位が入れ替わることが多く、決まり手「抜き」はこうした場面で生まれる。また、ターンマーク付近は6艇の引き波が集中し、風や潮の影響も受けやすい。海水・汽水の場では潮の満ち引きで水面のうねりが変わるため、同じ場でも時間帯によってターンのしやすさが異なる。直前情報の風向・風速と潮型を合わせて確認したい。