ナビ

逃げ

ニゲ|決まり手

逃げとは、1コース(インコース)の艇がスタートで先手を取り、1周1マークを先頭で旋回してそのまま逃げ切る決まり手である。ボートレースで最も多い決まり手で、1コースの艇が1着になったレースの決まり手は基本的に「逃げ」として記録される。艇ナビ集計(直近12か月)で1コース1着率は24場平均約55%であり、決まり手の半分以上を逃げが占めることになる。

逃げが決まるかどうかは、①1コースの艇のスタート(STが遅れると外から包まれる)、②モーターの出足・回り足(1マークで減速せずに回れるか)、③相手の2コースの差し・3コース以降のまくりを封じるターン、④場の水面特性、の4点で決まる。場の差は非常に大きく、1コース1着率は下関62.0%・徳山61.3%・尼崎60.5%・芦屋60.2%・大村60.0%が上位、戸田41.1%・平和島44.0%・江戸川46.7%が下位である。水面が穏やかで1マークの旋回に余裕がある場ほど逃げが決まりやすく、水面幅が狭い戸田や潮・波の影響が大きい江戸川・平和島では逃げ率が下がる。

予想への活かし方

逃げの信頼度を測るには「場」「選手」「相手」の3つを見る。場は艇ナビの場詳細ページ・場別統計ランキングで1コース1着率を確認し、選手は選手詳細のコース別成績で1コースからの1着率を確認する。相手は2号艇の逃がし率(出走表タブに「逃XX%」で表示)と、3〜4号艇のまくり・まくり差しの実績を見る。これらを一つの点数にまとめたのが艇ナビの鉄板レース検索で、場の1コース1着率・1号艇の全国勝率・他艇との勝率差・当地勝率・級別構成・ボート2連率・モーター2連率の7要素を0〜100点にスコア化し、55点以上を「鉄板レース」として抽出している。直近30日の的中率は約82%が目安である。

注意点・よくある誤解

「逃げが決まる=配当が安い」とは限らない。1着が1号艇でも2着・3着が人気薄なら3連単は高配当になる。逃げの信頼度が高いレースほど、2着・3着の組み合わせで配当を考える発想が有効である。また、逃げ率が高い場でも4割前後は逃げが決まらない。1号艇にフライング持ち(F数が1以上)の選手がいる場合はスタートが慎重になりやすく、展示タイムが下位、スタート展示で出遅れ、といったサインが出ていれば信頼度は下がる。逃げ率は「平均」であり、個々のレースはメンバー構成とその日の水面で大きく変わることを忘れないようにしたい。